坂本龍馬

歴史の人物の評価って、選ぶ書物によってさまざまだから、それによって印象が大きく変わってくる。
幕末以降って残っている資料も多いから、小説とその人物を愛する人の意見と本当の姿はみんな違っていたりするから、頭の中を整理しなくっちゃ。

薩長同盟

龍馬の他、小松帯刀の尽力によるものらしい。

大政奉還

ここへ導くのに大きな役割を果たす『船中八策』は龍馬のオリジナルではない。でも、龍馬が各方面に働きかけをした事が『大政奉還』という歴史の流れを作る大きな役割を果たした事は間違いないのだろうな、と思う。

でも。。。
『龍馬がゆく』の龍馬が大好きになってしまったから、最後まで読み終えて、ものすごいショックを覚える。。。
だって、龍馬が死んじゃったんだもの。。。

龍馬はいっぱい働いたから、（昔の移動手段って、基本的に徒歩だし、彼は常に命を狙われて危険にさらされてもいた）もう神様に召されていたんだよね、きっと。あのまま命が続いていたら、彼はその後の日本のあり方を憂いて、日本から離れて海外で活動しようにも、日本が気になって又日本の為に働こうとするだろう。体がぼろぼろになってみじめな最期を迎えるより、風のようにみんなの前から消え去る方を選んだのかな、と思った。