rururu☆

思いつくまま 気持ちを記録。。

明日はお休み

仕事、やり残しとか、ないよなぁ…、いつも不安になる。。。


今日、宮崎勤死刑囚の死刑執行のニュースをネットで見た。逮捕から20年、死刑確定後から2年余り。
人が人を裁く事…この一連の作業について、本当にそれが正しいことなのか…そう問いを突きつけられたら、多分私には分からないと思う。それがどんなに凶悪で且つたくさんの人を傷つけ、命を奪っていたとしても、例えば一人だから…たくさんの人を傷つけたから…その数と刑の重さが単純に比例するとは思えないから。
死刑制度反対の立場をとる誰かが、‘被害者の感情を配慮して’という考え方から死刑制度を見ると、死刑制度は被害者による加害者への報復行為である。‘自分の身内を殺されたからやりかえした’…この発想からは何も生まれてこない、というような意見を眼にして「なるほどな」と思った。それが正しいとかそうじゃないとかは、私には分からないけれど、死刑制度とは公然と認められた報復行為である、とか人が人を殺すことが許される制度…と言われると絶句してしまう。


人を裁くことが出来るのは、神様だけだと思うのだけれど…


猟奇的な事件の中で人が亡くなる報道が絶えずされ、他方でどうにもならない自然災害でもやるせなく人の命が奪われていく昨今、宮崎死刑囚の死刑執行のニュースは、なんとも言いがたい後味の悪さが残るような気がした。


「あんな凶悪な事件の犯人なんだ、死刑は当たり前じゃないか」


そう、被害に合われたご家族の方たちにとってこの20年の思いとは…それは私の想像をはるかに超えるほどの苦悩の日々だったとしても。


何ていったらいいのか分からないのだけれど…なぜか、爽快な気分にはなれない、どうしても。